大淘汰が進行中

相変わらず、製造セクター、金融セクターの株価の動きがよろしくない。

円高が原因で輸出が芳しくないというのは建前で、、、それ以前に日本の国内の需要が瀕死の状態であるのは明らかであり、輸出によって外国に売りつけるしか道が無いというのが本当のとこだろう。(主な大企業は海外への工場移転が進んでるから為替変動による被害はそんなに多くないかもしれない。)

相次ぐ金融危機を経て米国も欧州も不調である。中国だけは例外で国内需要が旺盛であるから、それなりにGDPが叩き出せているだけだろう。


まあね、このまま日本政府が増税する方向で進展していけば、ただでさえ良くない内需がさらに沈降していくのは目に見えている。かといって国債の発行も乱発し続ければいずれ限界がある。日銀だって無限に国債を買いオペして消化できるはずは無い。国内の民間銀行だってあまり抱え込みたくないだろう。

増税が次々と起き、いずれ大きな内需縮小が起きることは想像に難くない。内需が収縮すれば、企業と労働者の淘汰が起きるから、失業者が増える。失業者が増えれば益々モノが売れない、社会保障費の増大を招き国家財政の悪化を招く。

先は全然明るくないね。