競争社会が創りだす貧困と節約志向

若者の○○離れというのがよく言われるようになって少し経つんだけど、、そもそも若者がかつての団塊世代のようなカネ使って遊ぶようなことをしなくなっていると言ったほうが正しいでしょうね。

新聞を購読していない20代の割合は74.4%、固定電話が48.9%となっている。

最も費用が高いのは携帯電話で9450円、安いのは書籍・雑誌で1383円。

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新聞 → そんなレガシーメディア見なくてもネットでニュースが読める。しかも無料。

固定電話 → そんなレガシー回線なくても、携帯電話や無線系のデータ通信が出来れば困らない。近頃では、無線系データ通信の回線もわりと快適にネットが閲覧できる速度になってきた。


 その内、テレビもレガシーメディアとして若者が離れてくるのは目に見えている。いかに地デジにしようと、従来のアナログテレビと比較して、大金出してテレビを買い換えてまで見たいものなのか?という問題に直面する。アナログ放送が終了した時、若者がどれだけテレビから離れていってしまっているか問題になるであろう。当たり前である。NHKは受信料を頂かなくてはならないんだしね。民法だってスポンサーが減れば儲けも減る。

競争が激化して賃金落ちてきてるのに、従来の割高なレガシーメディア使い続けるメリットがない。むしろ、新しいメディアとしてのネットを中心とした携帯電話のメディアの方が楽しいし、僅かな隙間時間で情報を閲覧したり遊べるというメリットは大きい。


 書籍だって紙メディアでは購入しなければならないという欠点がある。貧しくなってしまった若者にとってなるべくなら購入は避けたい。しかし、読み物はネットには質はともかく無料でゴロゴロと転がっている。電子書籍は微妙なとこだねー。製本しなくて良いぶん、安価になるから従来の書籍よりは購入しやすくなるだろう。しかし、個人が執筆した電子書籍データが無料でネットにアップされだすと、有料だとよっぽど購入価値がないと売れなくなってくる恐れすらある。購入価値は消費者が欲しいかどうかの問題だから、この書籍は価値がある、これは無いと一概にはいえない。